ある日、twitterで見かけた投稿。
「化粧品売り場で配っている試供品目的で行列が出来ているのだけれど、女性だけでなくて男性も多く並んでいるよ!」…という内容の投稿でした。
今は年齢に関係なく、男性も普通に化粧水を使って肌を整えていますよね。
特別なことではなく、それが普通の時代になりました。
肌の保湿は肌老化の進みを穏やかにしてくれるし、乾燥からくる肌のカサカサや小じわ、ニキビなどの肌トラブルも防ぐ役割もしてくれます。
肌トラブルで荒れた肌よりも肌艶の良い滑らかな肌の方が断然、人に与える印象が良くなります。
まず人に会ったときに見られるのが、顔だからです。
人に会ったときの第一印象は、良いに越したことはありません。
顔のパーツは変えられないけれど肌の調子を整えることは出来ますものね。
そして、ごく最近は、男性もファンデーションやBBクリーム、コンシーラーなどを使っている方がおられるのだとか。。。
青髭対策、シミやそばかす、目の下のクマ、毛穴をカバーするため、日焼け対策などがその目的のようです。
ヘアサロンの仕入れ用のカタログにも、最近メンズファンデーションなどが載っていて、「さすがにそれはまだ時代的に早いのでは?」と思っていたのですが、私の考えは完全に間違っていたようです。
肌を気にしている男性って、とても多いのですね。
かと言って、「ファンデーションを塗っている」と、人に気づかれてしまうのは嫌みたいですが。。。
「肌をカバーしたくてファンデーションが気になっているけれど、使用するのに勇気がいるよ!」と、ためらっている方は、これからの季節、秋から冬の期間にお試しで使い始めてみるのがおすすめですよ。
夏場は汗でファンデーションの類が崩れやすくなってしまいます。
それに、ハンカチやタオルで汗を拭けばファンデーションも一緒に取れてしまいますし。。。
トイレなどで塗り直し出来れば良いのですが、他の男性の視線なんかも気になるでしょうから、なるべく長い時間、良い肌の状態を保っていられる方が良いですものね。
ですから、汗のかきにくい秋や冬の季節が扱いやすくておすすめなのです。
初めてだし慣れるまでちょっと心配…という方はこの季節からお試しで始められると良いですね。
ただ、このコロナ過の時期はマスクを使用するので、どうしてもマスクに付いてしまうのですが、それは仕方のないことですよね。
その場合は、使い捨てマスクを使用されると良いと思います。
先日、乗った電車の中で流れていた映像では、男性に目の下のクマをカバーするためにコンシーラーをおすすめしていました。
ファンデーション、コンシーラー、BBクリームについての説明です。
ファンデーション、コンシーラー、BBクリームは肌の色を均一にして肌の質感を良く見せたり、シミやクスミ、ニキビ跡、毛穴や目の下のクマなどをカバーして美肌に見せるために塗る化粧品です。
ファンデーションは顔全体に塗るものです。
コンシーラーは目の下のクマを隠したり、シミを隠したり、部分的に塗るもので通常はその上から全体的にファンデーションをさらに重ねます。
BBクリームは顔全体に塗ります。
BBクリームは伸びがよく、ちょっとづつ様子を見ながら重ねていけるので塗りやすく、肌になじみやすいので厚塗りを防げて自然な感じに仕上がるから、特に初心者の方にはBBクリームがおすすめです。
それにファンデーションだと、いかにも化粧をしているイメージですし、BBクリームの方が気分的にも気軽に使用できるのではないかしら?
ヒアルロン酸、スクワラン、セラミド、、CICAというツボクサエキスなどの保湿成分が配合されているので、肌表面をカバーしながらスキンケアも出来てしまいます。
SPF23 PA++
日焼け止めクリームなどにも書いてあるこの数値。。なんだと思いますか?
SPFとは、紫外線のUV-B「肌が赤くなる日焼けを引き起こしてしまう紫外線」を防ぐ力の大きさを表しています。
PAとは紫外線UV-A「肌の奥深くまで浸透しシミやしわに関わる紫外線」を防ぐ大きさを表しています。窓ガラスも通すので家の中にいても安心ができない紫外線です。
SPF、PAは数値が大きくなったり、+が多くなるほど紫外線を防ぐ力が大きくなるものの、その分、肌に塗った場合の肌への負担が大きくなります。
海や山にお出かけする時は数値が大きいもの、+が多いものを選ぶと良いのですが、肌への負担が大きくなるので日常生活には向きません。
↑のBBクリームの数値は日常生活に使用するのにちょうどいい数値です。
日焼け防止が目的で日焼け止めクリームなどを塗る場合は、2~3時間に1回塗りなおさないと、汗や皮脂で日焼け止めクリームが取れてしまって効果が期待できなくなってしまいます。
でも、ファンデーション類を塗る目的が日焼け対策というより、肌色などをカバーしたいのであれば、時間の経過によりカバー力が落ちたり、ファンデーションが寄れたり、崩れたりした時に塗りなおすのが良いでしょう。
塗りなおす場合はティッシュペーパーなどで軽く肌を押さえて、皮脂や汗をオフしてから塗りましょう。
あ、そうそう!理容室として付け加えさせていただくと、シェービングをして産毛を剃ると、つるつるの肌表面になりファンデーションなどが塗りやすいですし、綺麗に仕上がり長持ちします。
産毛の上からファンデーションを塗らずに済んで、皮膚に直接塗ることが出来るからです。
しかも、理容室のシェービングは髭や産毛を剃るだけでなく、本来なら自然と剥がれ落ちるはずが加齢その他の原因で剥がれ落ちずに残ってしまっている古い角質までも優しく均一に取り去るので、皮膚表面がつるつるに滑らかになり、ファンデーションののりが良くなって一層よい仕上がりになるのですよ。
当店のカットスタンダード(総合調髪)ではもちろん、ヘアカットとシェービングが出来ますから、髪を整え、肌を整え、そしてお帰りの際にBBクリームをお買い求めいただいて、お客様の身だしなみ&お洒落にお役立ていただければ幸いです。