近年、アメリカ、ニューヨークでは50年代のクラッシックな短髪の髪型や、かっちりしたスーツが流行していて、それによって理容店が人気となっています。
2ブロック、刈り上げ、七三わけ、リーゼント風の髪型と男っぽい髪型が人気であり、その流れはすでに日本にも到来していて、芸能界の方たちも俳優さんからミュージシャンまで多くの方が取り入れていますよね。
どうやら「スーツにはやはり短髪が似合う」と思っているのは私だけではないようです。
そしてクラシカルと言えば、日本においては昨今、昭和ブーム、その中でも特に80年代ブームが到来しています。
今の20代の方々がよくドライブで聴く音楽が、80年代の音楽だったりするそうですね。
その頃の曲はドライブで聴けるように作られているそうで、クルマを走らせながら聴くと心地が良いそうですよ。
また、頭の中でドラマのように情景が浮かんでくる歌詞も、若い方たちには魅力なのだとか。
そういえば、その頃に流行っていたヘアスタイルが2ブロックだったり刈り上げの短髪だったりするので、今アメリカから来ているヘアスタイルの流行とちょうど重なるのかもしれませんね。
アメリカ、ニューヨークで大人気の理容店ではありますが、これを読まれた方は驚かれるかもしれませんが、外国の理容店では、まず顔そりはしません。
希望すればやってくれるのでしょうが、たいがい、顔の産毛は個人で処理。
しかも一般的にはワックスを使って処理するのだそうです。
産毛剃りをする習慣がないのでしょうね。
ところが最近、アメリカのセレブの間ではいわゆる顔そりがブームになっているのです。
「産毛を剃ると古い角質も一緒に取れるのでシミ予防につながる」だとか、「アンチエイジングのために」だとか、「つるつるの肌になるから」など、著名人の方々がとても絶賛されているようですよ。
ダーマプレーニングと言って、医師がメスで顔を優しくこすって産毛や古い角質を取るのだそうです。
産毛を剃ることは、これまで海外ではあまり一般的ではなかったのでしょうけれど、日本の理容技術には昔から顔そりという技術があったし、理容店では、昔からお客様の産毛を剃っていたので、産毛を剃る効果が今、認識されているなんて、なんだか不思議な感じがしますね。
髭を剃るだけではなく、産毛や古い角質までとって肌の再生を促すスキンケア、顔そり。
今、海外でたいへん注目されている技術です。
それが、日本なら理容店に髪をカットをしに行けば普通にやってもらえるのです。
しかもあの、ほっかほかのスチームで蒸されたタオルの気持ちよさは格別ですよね。
外国の理容店では一般的にシャンプーもしないそうですし(別料金)、「日本の理容店はサービスがいいので連れて行くと喜ぶんだよ!」とアメリカ人の方を何度か連れて来られたお客様がいましたけれど、やはりそういう理由があったのですね。
赤・白・青のクルクル回るサインポールは万国共通。
理容店は世界中にあるものだけれど、こんなふうに海外を見てみると日本の理容店は凄いのかも。
大人の男性が安心してお洒落や身だしなみを整えられてリラックス出来る場所が、日本の理容店なのです。
お洒落だとか身だしなみだとかリラックスだとかって、決してセレブだけのものではなく、普通の生活の中に身近に溶け込んでいてほしいものですよね。
(当店は髪を剃る施術はしておりませんので予めご了承ください)